安全のためのガスご利用案内
LPガスの性質について
LPガスを安全&快適に毎日お使いいただくためにLPガスの性質についてご紹介いたします。
LPガスは空気よりも重たく、漏れたときは低いところや、
物かげにたまる性質があります。ガス漏れに気づくように、あえて玉ねぎが腐ったような
ニオイが付けてあります。LPガスを完全燃焼させるためには、
ガスのおよそ30倍もの空気が必要です。*換気不足などで不完全燃焼を起こすと一酸化炭素(CO)を発生します。
※LPガスを大量に吸い込むと、酸素不足により意識を失ったり、
窒息することもあります。容器の温度が上がると、安全弁が作動して、
LPガスを放出することがあります。
液状のLPガスに触れると、凍傷になることがあります。※通常、気体のLPガスは冷却(-42℃)または
圧力(7気圧)をかけると簡単に液化します。LPガスは環境負荷が相対的に小さく、
クリーンなエネルギーであると位置づけられています。
LPガスそのものには人体に
有害な一酸化炭素(CO)は含まれていません。戸別にボンベを供給するLPガスは、災害時に
1戸単位で復旧が可能です。
そのため、災害時に迅速に供給を再開することができます。
安全対策について
ガスメーターが24時間ガスの使用状況を見守っています。
ガスメータの役割
ガスのご使用量を測る
皆さまの安全を見守る
ガスメーターの役割は大きく分けて、二つあります。
一つは、「ガスのご使用量を測る」役割。もう一つは「皆さまの安全を見守る」という役割です。
皆さまにLPガスを、より安全に、より快適にお使いいただくため、ガスメーターには様々な保安機能が付いています。
ガス漏れなどのガスご使用状況の異常や地震の揺れなどを感知すると、ガスメーターが自動的にガスを止めます。またガスを止めた理由をセキュリティ表示部分でお知らせします。
皆さまの安全で快適なガスライフを、ガスメーターがサポートします。
こんなときにガスメーターはガスを遮断します。
ガス遮断後は下記の手順でマイコンメータを復帰してください
ガスが止まった原因がはっきりするまでは遮断弁開操作は行わないでください。
器具栓および未使用のガス栓を全て閉めてください。
メーター前面左側の復帰ボタン(黒い部分)を押してください。
「ガス止」の文字が消えます。約1分間お待ちください。メータ全面の液晶と赤いランプが点滅しますので確認してください。
約1分後液晶と赤いランプの点滅が消えたらガスが使用できるようになります。
上記の方法で復帰できない場合は、マエダガスまでご連絡ください。
使用上のご注意
■ガス警報器は正しくセット、正しくご使用ください。
- LPガス用の
器具を使用して
ください -
- 必ずLPガス用器具を使用してください。都市ガス用器具は使えません。
- 器具の取扱説明書をよく読んで、正しく使用してください。
- 器具の保証書は大切に保存してください。
- 炎は常に青い色で
ご使用ください -
- ガスの炎は必ず「青い炎」でご使用ください。
- 不完全燃焼を起こしている炎は赤っぽい色になります。
- 点火・着火は
必ず目で確認
してください。 -
- ガス器具のそばには、燃えやすいものを置かないでください。
- 風や煮こぼれで火が消えたり、揚げ物調理の際に鍋の油に火がつくことがあります。
- ガスコンロのご使用中はその場を離れないようにしてください。
- マッチ等で点火する器具は、点火後に器具栓を開いてください。
- 定期的に器具の
お手入を
行ってください -
- ガスコンロの目づまりは、不完全燃焼の原因となりますので、ときどき器具ブラシなどで掃除してください。
- ガス湯沸器・
ふろがまには
給排気設備が
必要です -
- ガスを安全に燃やすためには吸排気設備を正しく設置し、十分な空気を供給しなければなりません。
- お部屋の換気は
忘れずに -
- 室内でガス器具を使用するときは、換気扇を回したり、ときどき窓を開けるなどして十分に換気をしてください。
- 給排気設備が正しく設置されているかご確認ください。
※小型湯沸器を使用して風呂に給湯することは絶対におやめください。
※LPガスが燃えるためには、たくさんの空気を必要とします。換気が十分に行われないと、酸素が不足したり室内に排気ガスが充満すると 不完全燃焼を起こし、有害な一酸化炭素(CO)を発生するため、大変危険です
- ガス機器で
不完全燃焼が
起こると危険な
一酸化炭素(CO)
が発生します -
- 気密性の高い住宅で、ふろがまと換気扇の同時使用はやめましょう。排気ガスの逆流が起こります。
※屋外設置式の給湯器付ふろがまなどへの買い替えをおすすめします。
- フィン部のほこり、油などによる目づまりは、不完全燃焼の原因になります。
- 排気筒などがズレたり、はずれたりしていると不完全燃焼の原因になります。
- 気密性の高い住宅で、ふろがまと換気扇の同時使用はやめましょう。排気ガスの逆流が起こります。
- ガス栓は
全開で使用し、
使用後は完全に
閉めてください -
- おやすみ前やおでかけになるときは、ガス栓・器具栓が閉まっていることをお確かめください。
- 長期間ご不在になる場合は、メータガス栓を閉めて、マエダガスにご連絡ください。
- ガスの配管やガス栓をアース代わりに使用しないでください。
- ゴム管はこまめに
点検し、早めに
取り替えてください -
- ゴム管を長くしたり、物かげに通したり、折曲げたりしないでください。
- 三つ又は危険ですので絶対に使わないでください。
- ゴム管からのガスもれの点検は、石鹸水を塗って泡が出るかを調べて、泡が出たら取り替えてください。